2018/11/18 ミライの授業 瀧本哲史

最初の一冊目は、私が尊敬している先輩から紹介された一冊です。

 

著者の瀧本先生は京都大学の准教授で、普段は京大生に向けて授業している方です。

 

この一冊は、そんな瀧本先生が14歳の中学生に向けて授業をまとめた一冊になってます。

 

19人の偉人を紹介し、勉強の意義と何のために勉強するのかを述べているものです。

 

私が心を打たれた人物は、ナイチンゲール伊能忠敬です。無知な私がイメージしていた2人の功績は、戦場に行ったから地図を作ったから有名になったでした。この本を読んだ後自分の無知さに嘆くと共に夢と勉強の意義を痛感させられました。

少しだけ話すと戦場の看護師と言われているナイチンゲールは、ただ戦場にいって多くの人を救ったから有名になったのではなく、戦場で感染症で亡くなる多くの人々を助けるべく医療で助けるのではなく看護師以前に学んでいた数学、統計学を用いて戦場や市民生活における衛生管理の重要性を訴え、世論を世界を動かしました。50代から日本地図作成にプロジェクトに乗り出した伊能忠敬は日本の地図を作ることが夢だったのではなくこの地球の正確な大きさを知りたくて日本の地図を作成するのです。ただそれを達成するのは1人では無理で彼を支える人物そして仲間が必要なのです。

 

この本には、様々な歴史上の人物がどう生きたかを読み解いて自分の生き方、考え方を教えてくれる考えさせてくれる一冊でした。

 

でも結局は若い人のミライでしょって思いません。

私も思います。今さら考え方も生き方も変えられない。

家族がいる、世間の常識がある。

もうつまらない大人なんだよ。って

でもそうじゃないとこの本は伝えてます。50歳で自分の夢のために日本を測量しに行く伊能忠敬のようにいくつになっても可能性に満ち溢れてる。

最後に瀧本先生はこんな言葉でこの本を終えています。

「私は君に、そしてすべてのかつて14歳のだった大人たちにこの本を贈りたい。たとえ何歳であろうと、未来をあきらめることは許されないし、わたし自身がミライを信じているからだ。14歳の君たちには、未来がある。可能性がある。」

歳なんて関係ない、考え方一つで自分の夢を追える。

今を諦めるな、未来を信じたい。

憂鬱なこの生活を華やかな時間にできるのは、自分しかない。

そんな強いメッセージを勝手に感じました。

 

そんな一冊です。

また一年後か5年後か10年後この本をもう一度読んで自分に問いたいです。

未来を信じてますか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

こんな感じで文章能力もないただのバカが本を読んで感じたこと思い日頃の鬱憤をこのブログにてたらたら書いていきます。

ではまた次の本が読み終わった頃に。

 

Hasta luego